基本情報技術者試験 2008年度 = 平成20年度・秋期 午前 問30

 ハッシュ法の説明として、適切なものはどれか。

ア 関数を用いてレコードのキー値からレコードの格納アドレスを求めることによってアクセスする方法
イ それぞれのレコードに格納されている次のレコードの格納アドレスを用いることによってアクセスする方法
ウ レコードのキー値とレコードの格納アドレスの対応表を使ってアクセスする方法
エ レコードのキー値をレコードの格納アドレスとして直接アクセスする方法

解答



解説

 ハッシュ法は、キー値に対して何らかの変換関数を適用することによって、そのデータを格納する位置(レコード番号や配列の添字など)を求める手法です。なお、変換関数のことをハッシュ関数と呼びます。

 関数を用いてレコードのキー値からレコードの格納アドレスを求めることによってアクセスする方法です。

 それぞれのレコードに格納されている次のレコードの格納アドレスを用いることによってアクセスするのは、単方向リストです。

 レコードのキー値とレコードの格納アドレスの対応表を使ってアクセスするのは、索引編成の基本的な考え方です。

 レコードのキー値をレコードの格納アドレスとして直接アクセスするのは、直接編成の基本的な考え方です。


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